幹事はつらいよ、楽しいよ。出来る幹事になりましょう。

接待、宴会、ゴルフコンペ、幹事歴三十有余年。幹事の悩みとちょっとしたヒントとコツ、幹事に悩める方のささやかな一助になれれば。

ゴルフコンペの幹事 職場編 その3 コース選び

日程が決まったとして、コースが幹事に任されている場合、ここが次の大きな関門です。予約自体は最近は楽天やゴルフダイジェストなど、予約サイトが充実していますので以前に比べると随分楽になったのではないでしょうか。どんなコースを選ぶかが幹事の腕の見せ所という訳です。

 

まずは予算。ここで大きく絞られます。私が若かりしバブル時代は3万円近くの会費なんてのもありましたが、このご時世、首都圏であれば、2万円が上限でしょうか。出来れば昼食付き1万3〜4千円くらいが喜ばれるのでしょうね。でも当然、安いコースには弱点があります。安くしなければお客様を呼べないから、そうなっているのが道理です。距離的に遠い、あるいはインターから遠く時間がかかる、あとは河川敷であるとか、かなりの山岳コースといったコース自体が少し弱点だったり、あるいは失礼ながら、コースのメンテナンスが今ひとつだったり、設備が古かったり、と言った弱点があります。あとは、たくさんお客さんを詰め込んで、進行が遅く、ハーフ3時間かかるなんてのも多いです。

 

コース自体のレイアウトが良くて、交通至便で、スムーズに回れて、なんてコースだったらバブル並みのコストがかかってしまいますから、上に書いた弱点の中で我慢出来るものを選ぶということになります。

 

個人的な意見ですが、参加者が若い人が多ければ、遠いのはOKにするのが良くて、逆の場合は、コースの弱点は我慢するっていうのが簡単な気がします。あとはゴルフの上手い人が多い、腕自慢が多い場合は多少遠くとも、多少高くてもコースレイアウトのいいコースを選ぶのがいいでしょう。

 

と、まぁ一般論で書くと、こんな感じになってしまうのですが、最後に私の独断的な意見を書きます。状況は常に変わっていきますし、責任も持てませんから、まぁ勝手なこと言ってると思って読んで頂ければ幸いです。

 

1) 大型コースが狙い目

36ホールとか45ホールとかの大型コースはコンペも積極的に受けてますし、コンペ慣れしてます。予約枠も取りやすいし、おすすめです。私がこれまでに回った中だと、千葉国際カントリークラブとか鹿沼72などはコースもそこそこですし、コンペ向きではないでしょうか。

 

2) やっぱり東北道

車で行くとなると、渋滞が悩み。序列はつけ難いですが、行きの段階で大渋滞発生で遅刻なんてのが起こるリスクがあるのは関越、中央、時に東名。まぁまぁなのが常磐道、比較的いいのが成田方面の東関道、東北道だと思っています。帰りも、やっぱり東北道と東関道が比較的スムーズな印象なのですが、プレー代は相対的には東北道のコースの方が安いように思います。

 

3) 電車で行くのも一案

お金を気にしなければ、新幹線利用は楽ですね。在来線特急利用だったらゴルフ場銀座の常磐線の友部や外房線の茂原なら選択肢は豊富。飲めるし、安全だし、個人的にはおすすめです。在来線普通電車で行くなら中央線の上野原や四方津辺りもいくつかのゴルフ場があります。プレー代は少し高めですが常磐線藤代駅近の取手桜ヶ丘は便利です。コースも距離は短いですがフラットでいいコース。もう少し高くても良ければ小田急向ヶ丘遊園からすぐの川崎国際生田緑地、井上誠一設計、短いですがトリッキーで侮れない面白いコースです。